YESTERDAY 【映画レビュー】
【評価】
3/5
【あらすじ】
主人公はイギリスの田舎町で暮らす売れないミュージシャン.
ある夜事故に遭い,目が覚めてみると誰も「The BEATLES」を知らない世界になっていた…
ビートルズの曲を自作と偽って歌えばスター街道まっしぐら.金も栄誉も思いのまま.
そんな主人公が人生の勝利(幸せ)を見つけるストーリー.
【ラスト】
BEATLESを歌う主人公は,大手プロダクションの敏腕プロデューサーの目に留まり,スターへの道を駆けだそうとする.
大型新人としてプロモーションも着々.
しかし,プライベートでは子供の頃から,売れない頃もずっと応援してくれていた幼馴染とも擦れ違い,自分の気持ちに正直になれないまま.
そんな主人公に道を示してくれたのは,その世界では生きていたジョン・レノン.
最後は自身の「成功」よりも「正直さ」を選び,自身の曲がBEATLESの曲であること,また幼馴染への愛を告げ,ハッピーエンド.
主人公が再現したBEATLESの楽曲は全世界に無料配信され,世界は再びBEATLESの音楽で満たされるのであった…
【感想】
ありそうでなかったSF(ちょっと不思議)設定が,コロンブスの卵的で面白いです.
オチは想像以上ではなかったものの,爽やかな締め括りがGoodでした.
劇中でビートルズの曲がたくさんかかるのも良し.
見終わった後,思わずAmazonPrimeMusicでBEATLESプレイリスト作りました.
人生と愛をテーマにした気軽に楽しめる映画として良質な作品だと思います.
また,エド・シーラン本人がエド・シーラン役としてガッツリ出てくるのも凄い!
ビートルズと比較され「繋ぎ役」など散々言われていますが,それだけエド自体もビートルズへ敬意があるのかなと思うとホッコリしました.